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トレーサビリティの意味

トレーサビリティとは、追跡可能性のことです。

製品や商品の品質の信頼性確保、及び、万が一問題が発生した場合の

早期原因究明の目的で、サプライチェーンの情報を逐一記録し、

遡ることができる体制を築いておくこととされています。


食品トレーサビリティガイドライン(農林水産省策定)の定義

生産・処理・加工・流通・販売のフードチェーンの各段階で、

食品とその情報を追跡し、遡及できること


ISO 9000(JIS Q 9000)の用語の定義

考慮の対象となっているものの履歴、

適用又は所在を追跡できること

トレーサビリティとCSR活動

トレーサビリティは、昨今は、CSR活動への取り組みとしての観点も

重要視されてきています。

CSRとは、Corporate Social Responsibilityの略で、

「企業の社会的責任」と訳されています。

CSRの定義は、

「企業が様々なステークホルダーとの信頼関係を構築し、

自らの事業活動を継続していく上で、果たしていかなければならない責任」

とされています。

ステークホルダーとは、企業が経営を続けることによって、

利益の恩恵を享受する個人や法人、機関などの利害関係者のことです。

ステークホルダーの具体例としては、株主(投資家)、従業員、取引先、

消費者、社会(地域、国際)などがあげられます。

トレーサビリティにおいて重要視されるステークホルダーは、

もちろん消費者となります。

トレーサビリティとは?

トレーサビリティとは、生産履歴の追跡のことをいい、

生産、加工、流通、販売に至るまでのすべての履歴を

追跡可能にすることをいいます。

残留農薬、有機農産物、遺伝子組み換え作物、

食品アレルギー、BSE問題、産地偽装、製造年月日偽装など、

特に食品分野でのトレーサビリティへの関心が高まっています。

昨今の例ですと、

2003年にBSE問題を受けて農林水産省が導入した

牛肉のトレーサビリティがあります。

牛肉トレーサビリティは、国内で生まれたすべての牛を個体識別し、

牛肉についても業者に仕入れや販売の記録を義務付ける制度です。

また、農林水産省では、牛以外の食品についても

食の安全を確保する観点から、トレーサビリティの取り組みを行っています。

これを食品トレーサビリティといいます。

食品以外の分野でもトレーサビリティが注目されています。

医療分野では、厚生労働省が2003年から、血液製剤やワクチンなどの

生物由来製品を取り扱う事業者、医療関係者などにトレーサビリティの

管理を 義務付けるようにしています。